2006.06.23

遊ばれ、笑われ、4失点の終末

「なんとかの奇跡」と言うのは結果的にそう呼ばれるのであって、試合前から何度も言われる奇跡は絶対にそうならない。

4点取った時点で控えキーパー、ロジェリオ・セニ投入はないだろう。思わず苦笑い。
こんな交代はいかにブラジルであろうと、どんな練習試合であろうと、滅多にあるものではない。考えられる限りもっとも相手を小馬鹿にしたブラジルの態度は象徴的であった。

玉田が言うように「ブラジルを本気にさせた」結果ではない。決してそんな試合展開ではない。
序盤は相当ジーコに気を使っていて、6割程度の力で手抜きプレーに終始していた。あわよくば「日本と一緒に1次突破」というシナリオを選手たちはかなり意識していたと思う。「2点必要なら取っておけよ」と。

だが前半ロスタイムにクロアチアがオーストラリアにPKを与えた時点でゲームプランを崩し、本来のブラジルに戻った。日本に3点以上与えないと日本突破の目が無くなったからであり、それはブラジルにとってどうあっても許される結果ではないからである。
それでも本気ではなく半笑いで遊びながら、後半3点を取っていったのである。

グチグチとジーコは緒戦の3失点に不満があるようだが、あれこそが監督の差である。
せめてあの試合を引き分けで切り抜けていれば展開は全く違った。「どんな試合も勝ちを狙う」監督のゲームプランがワールドカップを戦う上で甘かった。
言うなれば「ジーコ監督だから1次リーグで落ちた」のである。

まぁ、4年前に戻ればあの時ジーコは「トルシエだからベスト16だった、俺ならベスト8以上はいける」と豪語したから監督に据えたのであるから、JFAは見事ジーコに騙されたと抗弁することもできるだろうか。

どうも柳澤一人に責任が降りかかりそうな勢いだが、力なりのプレーはしていたし、彼にそこまでの責任は無い。
「点を取る」「90分フルに動ける」と豪語しておいて本当に全く何もできなかった高原の方が罪は重いと言うべきだろう。日本代表は丸々2試合、実質は柳澤1トップで戦っていたようなものだからだ。
得点力に限れば、1次突破したオーストラリアの方がむしろ日本より得点力は無い。キャプテンのFWビドゥカなどいまだ無得点である。そこを一芸に秀でた選手の、まさしく絶妙な起用でその不安を感じさせないだけである。

やはり松井大輔、佐藤寿人こそジョーカーにふさわしかったし、シュートを数打ってリズムを作っていく大黒などは典型的なスタータータイプである。フォワードの人選ミスこそが得点力不足を招いている。このあたりもジーコ監督の限界なのである。

ただ、クロアチア戦後に珍しくジーコが「ビジネスの都合で酷暑の昼間に2試合させられたのは犯罪的だ」とスポーツ以外のファクターに不満を述べたのは注目すべきである。サッカー界の成功者であるジーコがそこまで言うのは、余程「ビジネス方面からの介入」があったからだと想像できる。
精彩を欠き明らかに絶不調な中村俊輔が3試合フル出場、お笑いストライカー高原の3試合連続出場、求心力を失ったリーダー宮本がキャプテン、といったあたりはそこはかとなく電通の介入を意識させてくれる。

グループリーグの戦い方を熟知したプロフェッショナルな監督に指揮を取ってもらわなければ日本はワールドカップで勝ち抜くことはできない。
同様に、スポーツの現場にまで広告代理店が介入してくると、確実にそのスポーツは腐るという事の2点を学ぶべきだろう。
これを放置しておくと、早晩バレーボールのように衰退するのは間違いない。
日本はサッカー大国ではないし、そうならないだろう。ユース育成から結果を出しているスイス、チュニジアや、体格の似通ったメキシコあたりを手本として「伏兵、グッドルーザー」を目指してワールドカップを戦うべきだ。

キャプテン宮本がチームを統率し、中村俊輔のスルーパスから高原がハットトリック、という電通あたりの描いた日本代表のイメージは一体何だったのだろう。
今振り返ればとても恥ずかしく、いかに現実味を欠いていたか、猛反省しなければならない。

結びに玉田よ、ワールドカップという大舞台は「自分を成長させる場所」ではないし、そんなことの為に日本国民がサッカーというものに金を投じているのではない。国を背負って最後の一滴まで力を振り絞る場所がワールドカップではないだろうか。

確かに玉田は1点を取ったが、国を代表する資格を持った選手ではなかった。

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2006.06.13

いまさら「切り替えて次に臨める」訳が無い

何より解説の井原氏が「ここわ落ち着かないといけませんよー」と逆転弾直後に完全に慌てふためいていた様には苦笑してしまった。日本のディフェンスリーダーだった割にはこうもチキンな人格の持ち主なのかと。

いつも流暢にインタビューに答える宮本が、ここに来て「何も答えられない」姿を初めて見たが、本当にハイレベルなゲームではじっくり理屈で考えられる要素はあまり無いのかも知れない。
スポーツの世界で安易に「気合」という表現を使いたがる日本人の気質はヘドが出るほど嫌いだが、ワールドカップにもなると、「瞬間での判断」が試合を決定付けるのだろう。

そのあたりは「経験」あるいは「個人本来が持っている気質」が選手のクオリティを決定付けるのであって、ワールドカップ未勝利のオーストラリア相手に3失点という現実は「理性的な論理だけでディフェンスはできない」という1つの証明にもなるだろう。

やたらとマスコミに持ち上げられてはいたが、宮本は経験も平凡な国内レベルなら、天性の身体的素質にも恵まれておらず、昔からよくいた「一介のアジアレベルの選手」のクオリティしかもっていないのである。
3失点目のシュートを放ったアロイージには、力なくお尻をぶつけるのではなく、駒野に一切の期待をせず、体から飛び込んでシュートを防いでいくディフェンダーとしての果敢さ勇敢さが求められた。

予選リーグの1戦としてはかなり面白いゲームかと思うが、日本人が皆口を揃えて「気持ちを切り替えて」って心理的ダメージ大き過ぎるわな、というのが素直な印象。
ピリッピリ、イライラした雰囲気で試合を終えた感じはないので、3失点目で残念ながら今大会の日本は終わったと思う。
采配ひとつでチームを崩壊させられるという良い勉強になったなと、改めてヒディンクに感服した次第。

序盤に「ケイヒル出てないの?」という軽い疑問があったのだが、結局、途中投入のケイヒルに対応できなかったのが大逆転を生み出した。
バリバリのプレミアリーガ、ケイヒルを序盤から起用してイエロー1枚くらう状況よりも、攻め時に投入して思い切ってプレーさせるほうが武器として使える、というのがヒディンクの判断だったのだろう。天下の攻めダルマ、ヒディンクが理由なくスタメン起用しなかったのには理由があったのだと改めて感慨深く思う。

ジーコの采配のマズさはこれから散々叩かれるだろうが、あれは仕方が無い部分もあるが、よもやあの展開をひっくり返されるとはジーコも思っていなかったのだろう。厳しく言えば、そこがジーコ采配の限界とも言える。

棚ぼたの1点をもらっただけで90分を締められる展開でなかったのは明らかな試合展開だったが、ジーコは0失点で切り抜けられると誤った判断をした。ジーコほどの経験者であっても読みを間違うのがワールドカップの舞台だと言うことなのか。

もう攻め手が「動かない高原」だけ、というのは絶望的で、点を奪うのは不可能な状況。後はヒディンクの為すがままだった。
後半開始から選手の運動量が落ちていたのに気づけば、動かない中村に代えて小笠原投入の3ボランチ、が定石だったのではないか。万全を期すなら、三都主を下げて中田浩二、で3失点は防げたと思う。

坪井の負傷交代というアクシデントでカードを1枚無駄遣いしたのは不運な部分もあるのだが、ケイヒル投入という相手のとっておきの策に即座に対応しなかったが為に主導権を奪われたのが敗因だと思えるし、ヒディンクマジックを無力化する方策は確かにあったと思う。

よって、この敗戦は人災であると考えている。

2失点なら勝ち抜きに望みもあったが、今後はちょっと厳しい。
大黒というカードもここで切ってしまい神通力を失ったし、小野も切り札としてはドツボと化した。最後まで高原を信頼するか、駄目モトの巻か、次戦に注目したい。

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2006.05.15

難しい松井大輔の使いどころ

本日の結果から、ジーコ監督は「スカパー!サッカーセレクション」加入者ではないか、という推測が真っ先に浮かびました。
「ワールドサッカーセット」でしか、しかもライブ放送が少ないフランスリーグ1を軽視したスカパーの放送姿勢が選手選考に影響した?となどと考えたくもなります。

フランスリーグ1は見ていると若手やアフリカンに好選手が多く、スピーディで、ぶちかましアリの結構ハードなリーグです。
日本代表としてドイツへ向かう中田浩二がまるで通用せず、即刻スタンド観戦要員になったのは記憶に新しいところです。
そのマルセイユを牽引する若手、リベリーは「ボールを持てば何かやる」雰囲気のある気骨溢れる好選手で、誰が見てもすぐに目に付きます。
ギリギリのところでピレスやアネルカといった実績のある選手を外し、リベリーを選出したフランス代表は短期決戦に必要なプラスアルファの起爆剤を手に入れたように写ります。

そのフランスリーグ1で、昇格初年で一時2位まで進出し、サプライズを起こした原動力として認められているのが松井大輔なのですが、なぜか彼が落選し、「フランス2部リーグでパッとしない大黒」が選出されたのは日本人でなくても疑問の残るところかもしれません。

ですが、今回の日本代表は、「日本人選抜」ではなく、あくまで「ジーコが率いる日本代表」ですから、これを今になって議論するのは時、既に遅し。もうジーコのサッカーを楽しむしかないのです。
今回の代表は、「中田英寿、中村俊輔コンビ」で臨む最初で最後の大会として、楽しませてもらおうと思います。

このポジションにこだわらない二人の天才のいる中盤こそジーコの描いた「自由なサッカー」なのでしょう。
欧州組4人でスタートした中盤は最終的にはこの2人が具現化したと見ます。でなければ、「中盤のスペースを補正する動きに長けた」小笠原と遠藤の選出の根拠が成り立たないのです。
この二人を軸に中盤を構成すると、純粋なボランチとしての福西、稲本。ユーティリティで中田浩二。小野がスペアですから、中盤での争点は「小野か、松井か」だったものと予測できます。ここでジーコは小野を選択したようです。
すると、松井大輔の使いどころは「3トップ時の左右ウイング」しか無くなってしまう訳で、それは対戦相手を考えればクロアチア戦くらいしか使いどころが想定できないのです。
であれば、フィジカルに優れ、心身ともにコンディションの良い巻誠一郎であれば、オーストラリア戦と、クロアチア戦の2つで戦力として計算できますから、こちらを選ぶべきでしょう。
松井大輔の落選は仕方が無いというか、なかなか論理的な選択だな、と思わせます。
これはジーコのチーム編成と相手関係に泣いた象徴的な事例でしょう。

数ある好選手を押しのけて選出された柳沢、高原、稲本、中田浩二、川口といった「欧州レベルで壁にぶち当たった」実力不足の選手達。彼らは「ジーコのチームにおいてアジアレベル相手に結果を残した」部分を最終的に信頼され、選出されました。
彼らが結果を残した「アジアレベルでの実績」が通用するのかしないのか。そこに結論が見えてくるのだろうと思います。

松井だったらあそこで点が取れた、あのシーンは今野がいれば防げた、ここで阿部のフリーキック一発で勝てたのに、土肥先発ならあれは取れた・・・。
大会終了後、こういう議論が絶対に出てこないようにするのだと、少なくとも大きなプレッシャーが彼らに掛かってくるのは間違いないでしょう。その重圧で彼らが一段進化できる事を期待したいと思います。

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2006.04.01

「かわいそうな象」を思い出す佐藤寿人の現状

プランデッリに「フィオレンティーナに連れて帰りたい」と言わしめた佐藤寿人だけにさすがに良いフォワードだと思った先日のゲーム。
試合を決めたヒーローとは思えない悲壮感漂うコメントにも涙を誘いました。

佐藤「これで自分の立場が変わるとは思わない。まだ一番下だと思います。ダメなら最後だと思っていたけどインパクトは残せた。ここまできたら23人に残りたいです」

それで、下の人はすでに殿様モード全開なのが無性に腹立たしい。

高原 「ブンデスリーガが終わってから、日本代表のW杯合宿が始まるまで8日間空きますよね?日本に帰るのも中途半端だし、どっか旅行に行くってのもねえ。他の(欧州組の)ヤツらはどうするんだろ」

 日本はW杯に備えて、5月22日からボンで合宿をスタートさせる予定だ。ブンデスリーガの最終節が5月13日なので、高原には8日間の休暇ができる。「なるべくなら日本に帰って、W杯期間中にホテルで見るDVDや、プレイステーションのソフトを手に入れたい」というのが高原の本音だ。

http://www.sponichi.co.jp/wsplus/column_w/03111.html

結果も出せない、試合にも出られない現状で、もう既にドイツ入りの方法を悩んでいるらしいですよ・・・。

来期はビッグクラブ入りも夢ではない松井、バイエルン入りの話が出ている長谷部、セリエでも通用する佐藤寿人。彼らは「日本のホープ」の一群に属していますが、このまま普通にしていれば、確実に海外でも名の知れた選手になる選手達です。
勢いのある3選手を起用しないどころか控え以下の扱いをしているサッカー監督は世界広しといえどもジーコだけでしょう。
下手すれば誰一人選出されずにドイツ入りも十分ありえます。

別に予言でも何でもないですが、高原はワールドカップ後、下位クラブに移籍。ブンデス降格クラブでもベンチ入り微妙となるのは確定的ですが、ジーコのスタメン起用はこちらのようで・・・。

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2006.03.07

加茂さんの解説

核沢マシーンはつとに有名ですが、このコピペも良い。

「あーもったいない!もったいないねえ。」
(チャンスでシュート失敗すると、もったいないお化けがでてくる。)

「トップに一回当てて、そこからサイドに開いたほうがいいですね。」
(アナに戦術を聞かれたら、とりあえずこう答える)

無言が続く
(こっくり中か?前半の終わり頃か後半の始まりに無言になることが多い。)

「もうサイドからのクロスを繰り返すしかないね。」
(終盤一点を追い掛けてるチームに対して。)

「どうも失礼しました。」
(番組が終わる時、謙虚で礼儀正しい加茂さん。)

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2005.12.15

高原炎上

サッカー日本代表選手のブログが炎上しております。

http://blog.excite.co.jp/takahara32/2162470/

閉鎖されるか、コメント全削除となるのでしょうけれども。
そしてマスコミはいつもの「42分からの出場」を大々的に放送、めでたく代表選出、というシナリオか。

「サッカーは結果が全て、点とってナンボ」なーんて彼の台詞は、当時格好よく聞こえたものですが、「リアルな話、今、一番点の取れないFWが高原」というのが現実の結果でして。

現実を直視しない大物感たっぷりの楽観的な考え方、チームメイトへの暴言コメント(批判に値しないレベル)、いつも結果が出ないがそのたび責任を何か他になすりつける、現状を打破する努力が無い、というプロサッカー選手としての姿勢に問題があり、ファンからのリスペクトが得られないのでしょう。
このあたりは、もはやJ2で通用するかどうかになったカズとは対照的です。カズをいまだ「代表に」という声がやたら根強いのは、単にプレーヤーとしての能力あるなしや、大衆的な人気だけによる一過性のムーブメントではないように見えます。

良い選手の悪いところだけマネしたような有様で、今最もドイツに行って欲しくない選手、それが高原です。(地味に盛り上げたいので意思表示。)

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2005.12.11

Wハットトリックなんて初めて見た

Jリーグ入れ替え戦でWハットトリックを達成したヴァンフォーレ甲府のFWバレー。(http://www.nikkansports.com/ns/soccer/jleague/score/2005/20051210kwkh.html)
スポンサーの自動車販売店から中古車をプレゼントされただけで大感激した、という実につつましい外人ですが、ちょうど1年前にこんなエピソードがあるんですね。(当時大宮所属)

昇格(内定)を決めた試合後、バレーはベンチ裏に座り込み、人目をはばからず電話を片手に号泣していた。ブラジルの母親との通話だったのだという。今年67歳になるという母親は今でもスーパーでレジを打つ毎日。貧しい生活を送っていたバレーは、その母親と同じスーパーに13歳の時から手伝いに出ていたという。だから学校にも行けず、まともにサッカーを教わった事もなかった。「ただただ、母親に楽をさせたい」。その思いだけでプロとなり日本での大事な試合でゴールを決めた。http://www.jsgoal.jp/club/2004-11/00013807.html

さすがに甲府はこの選手を切れんでしょう。2年越しのJ1昇格となるでしょうね。苦労人は好感度高いです。

柏は玉田が出られなくても、ブラジル代表の一時常連だったフランサみたいな凄い外人がいたのに・・・。結果的に、バレーの大爆発が試合を決めたように見えますが、ハーフタイムの両監督の指示でもう試合結果は決まっていたような・・・。

柏レイソル 早野 宏史 監督
● 最後まで攻めきっていこう
● 守備は相手のカウンターに気をつけよう

ヴァンフォーレ甲府 大木 武 監督
● 素晴らしいが2-0が一番危ないスコア。守りに行くな。3点目を取りに行け!
● DFは危険な時はしっかり切ること!
● 慌てる必要はない!切り替え早く、迷ったら前を選択しろ!
● つまらないファールはするな!
http://www.jsgoal.jp/club/2005-12/00027353.html

何が良くて何が悪いのか、試合展開を的確に把握していたのは、J2チームの甲府でした。プロのクラブチームと言えるかどうか貧しい環境、高額な選手もいない。こんな難しい条件であっても、頭を使って知恵を出して、工夫すれば、見事な成果を収めることが可能だと実証してくれました。
ところで、かつては年間トップにも立とうかという強豪だった柏は早野監督就任直後から一気に崩壊。

柏レイソル年間順位

1998年  8位 監督:西野
1999年  3位 |
2000年  3位 |
2001年  6位 |
2002年 12位 監督:マルコ・アウレリオ(2ndステージより)
2003年 12位 |
2004年 16位 監督:池谷~早野
2005年 J2降格 (ガンバ大阪/西野監督・優勝)

(追い出された西野監督がガンバを強豪に仕上げてリーグ初優勝。見事に明暗分かれました。)

早野氏が悪いのではなく、氏の力量を把握せず、使い続けたクラブの責任です。
彼を連れてきた球団社長は、選手に高給をやっていれば監督が誰でもチームは日本一になれる、要は選手の気合で勝て、というチーム戦略だったようです。
その彼は「明大野球部出身の野球馬鹿」だから、という批判が今もっともらしく語られています。

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2005.12.03

時代は「ぼたもち」

Jリーグ最終節。
6チームがハナ差の接戦、というシビれる状況で、シビれるコメントを残してくれています。
いいねぇ。

「たなぼた」という言葉は、母国にはない。ぼたもちが五つ見つかっても、優勝は難しいだろう。5試合の結果がかみ合わないといけないのだから。可能性があることは知っている。しかし、私は現実を見て話をしている。

http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/soccer/news/20051203k0000m050010000c.html

コメントの主は言うまでも無く、御大。

この逼迫したタイミングで、わざわざ「日本のことわざ」まで勉強しておいてコメントするなんてね。
日本人の思う「スポーツ選手・監督像」からすると、実績含めて明晰な頭脳と文学的センス、文化の吸収力と、もうとんでもない外人です。

日本で働くなら、これくらい努力しなければならないという手本にしてほしい人物です。
もうね、「悪魔が体に入った」とか、流行らないですから・・・、ペルー方面の方々。

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2005.05.27

居眠りのサッカーと目覚ましのサッカー

最近日本代表のサッカーがつまらないのはジーコのせいだけではない。このところ試合途中で眠くて「意識が飛ぶ」のだ。あれだ。サポーターの「ワンパターン応援」が念仏のように90分間繰り返されるからなのだ。

あれはひどい。「日本代表を応援したいから応援している」のではなく、「応援している自分に酔っているから応援している」のだ。でなければ、あれだけ念仏のように「2パターンしかないチャント」を90分も続けていられないのだ。

とりあえず、「不動のサイドバック(失笑)」のアレックスと、小野に「使われる」に過ぎない存在であるのがはっきりした小笠原、伝説に値するほど先発-ノーゴールを続ける高原を下げてみたら相当チームとして機能するのは明らかなのだが、学校体育サッカーで育った人達を使って、ブラジルの浜辺で遊ぶサッカー少年のファンタジーを実践しようという壮大な試みがジーコなのだから、生暖かく見守るしかない。

しかし観客は入れ替えできぬ。
敵陣ゴール前でシュートを打てばボテボテでも「ギャー」。自陣ゴール前での攻防になればどんなにセーフティな状況でも「キャーキャー」。ダレダレである。緊迫のシーンのサッカーをしっかり見つめよう、という当たり前の観戦行為をしていないのだ。

こんな事だから、日本の選手は何が良くて何が悪いのか分からなくなっているのかもしれない。このところ良いプレーでも悪いプレーでも漫然と攻撃を繰り返すばかりで、点が入る気配が訪れない。「メリハリのないバレーボール式ミーハー声援」は試合内容に露骨に響いていると思う。

さっさとスカパーでチャンピオンズリーグ決勝の再放送を見て口直しをしたが、10秒ほどのワンプレーや、ディフェンダーのボール回しだけでも眠気が一気に吹き飛ぶ。同じサッカーの試合とはとても思えない。単純に技術レベルの問題ではないと思う。

クレスポの完璧な動き出し、マルディーニの120分間自信に満ち満ちた振る舞い。とても敗者と呼ぶには失礼すぎる素晴らしくパーフェクトなチームである。
一方、体力尽き果て、魂だけで4失点目を再三防いだキャラガーや、一気に同点PKを奪ったジェラードの中央突破は伝説に値する。今後30年は語り継がれるのだろう。

こういうとんでもない試合を見ていると、日本の観客でもディフェンダーがキーパーに「なんでもないバックパス」をするだけでもどっと拍手が起きるような、あるいはボランチが受けたボールの「トラップの仕方ひとつ」で失望の罵声が飛ぶような、そんな時代が本当に来るのだろうか、という気にさせる。

もっとも、「自分に酔いたいだけの変な観客」がスポーツのありようを陳腐そのものに変えてしまい、わずか10年もしないうちに1兆円分の売り上げが消し飛んだ競馬の世界は、その辺ではサッカーよりも先輩格に当たる訳ですが。

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2005.02.11

Harvest discovered in mediocre game

The first game of the final preliminary contest of World Cup, Japanese national football team did a mediocre game. Because it had kept the main player.

But it was transfigured to the great game by "Big surprise" Ogro,
He demonstrated a marvelous firepower with J League. We don't have the necessity for being surprised very much about him.

In a little experience with the national team and the tough going, he took an active part.
I want sincerely to bless the fact.

The national team of North Korea was composed of skill and strategy 20 years ago, and their game intuition had become duller.

It becomes impossible to do an accurate report suddenly the television media of Japan when a Korean peninsula twines an unpleasant thing.
Media assisted in North Korea, and didn't tell the people the low degree of the ability accurately.

Though it was certain that they were genuine servicemen, it was rude players that being able to make a special mention was only physical strength and a grapple.

When there was "Korean Maradona" and "Korean Zidane" in them, they were able hardly to take an active part to doing though it was.

They relied on the player of lived Japan who were only a J League player.
It was very remarkable that their keeper frightened and is rude. He wasn't able to obtain the ball.

As a strategy of one respondent, they had the intention of aiming at Santos Alessandro who is the weak point of defense.
They were kicking a long ball to lack accuracy from beginning to end, Nakazawa shut all of them out.
The spectacle saw high school soccer with as it were low level.

Though it was splendid really as for the more match of North Korea where the one chance tied to the score, they didn't have the done way in the skill of Nakamura who alternatively in 2nd half.
Moreover, they fell into chaos by changing Japan formation.

As long as the poor orrespondence power is seen, I think that it was a team in the patsy to which representative Oman is greatly refined.

Then, a man who produced this game is Takahara.
In the situation with a loose defense, and he received great expectations. He participated from the second half. But he lost score chance many times, and he bought the anger of a Japanese fan.

He is the man of merit though the game development that was to have attached changed into the situation of injury time by the tie score as for five point differences.

It seems to become difficult about Takahara will be appointed as well as Kawagchi that has made a mistake easily (=Chonbo).

Takayuki Suzuki is a forward that has an energy momentum and Cheishing.

Unexpectedly, the support of the fan isn't won, though it must be national popular person's "Gon" Nakayama's legitimate successor in the respect.
It contrasts with Suzuki's figure in order, he is an earthy play style. (I think that the cause there.)

Considering that difensive mid-fielders who should play this role don't function originally at all, I should revalue Takayuki Suzuki, including "Unexpected ability" that can be scored very uncommonly.

At any rate, Suzuki is an indispensable person now.

(てな感じで、下記の文を翻訳エンジンを使って訳してみました。)

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2005.02.10

「素人相手の凡戦」に見出した「収穫」

W杯最終予選の緒戦を迎えた日本代表は主力を温存したために思わぬ凡戦を演じるところを、大黒という「大発見」によって素晴らしいゲームに見えてしまったという何とも不思議なゲームだった。Jリーグで驚異的な得点能力を発揮していたので別に驚きでも何でもないのだが、代表チームでの起用、厳しい状況で結果を出したという事実は心より祝福したい。

北朝鮮代表は20年前の技術と戦術で構成された、試合勘の鈍った素人チームであった。朝鮮半島が絡むと突然おかしくなる日本のテレビ報道など全く参考にならない。
彼らはプロの軍人達であったのは確かだが、取り上げるべきはその体力と格闘戦のみというお粗末なチーム。北のマラドーナ(笑)がいて、北のジダン(笑)がいたらしいが仕事らしい仕事もせず、「Jリーグでそこそこ」の在日選手の「あくまで"そこそこ"Jリーグ」レベルに頼り切りの状態。キャッチングができない恐ろしくお粗末なキーパーがやたら目立った。
一応の戦術として守備の穴である三都主を狙う意図が窺えたが、精度に欠けるロングボールを放り込む程度で、ことごとく中澤に弾き返され、さながらレベルの低い高校サッカーであった。
唯一キレイにボールが回った本当にワンチャンスを得点に結びつけた勝負強さは見事だったが、途中投入の中村の技術に為すすべなく、フォーメーションのチェンジで大混乱に陥った拙い対応力は三流チームそのもので、オマーン代表の方が余程洗練されたチームだったと思う。

それにつけても、このゲームの演出者は高原。大きな期待を受けて途中投入されながらも、マークの緩い状況でシュートを外しまくり日本ファンの怒りを買った。5点差はつく試合展開を「同点でロスタイム」まで引っ張った立役者だ。大黒というヒーロー誕生のタイミングも重なる事で、ジーコの性格的にも今後の高原起用はチョンボプレーをやらかした川口同様、厳しくなりそうだ。

鈴木隆行は精力的な運動量とチェイシングが魅力のFWで、その点では国民的人気者ゴン中山の正統な後継者であるはずなのだが、意外にファンの支持を得ていない。色男然とした風貌に求められる「エレガントさ」とはかけ離れた個性に原因があるのだろうが。
ただ、プレスを食うと全く仕事ができない選手が多い中で、体を張って孤軍奮闘、代表チーム最大の武器であるフリーキックの機会をキッチリ取ってくるプレースタイルが今の日本にとってどれだけ大きなメリットとなっているか、ごく稀に得点できる「意外な能力」を含めて再評価されるべきではなかろうか。本来役割を担うべきピボーテが死んでいる現状、鈴木は不可欠な存在だ。

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2005.02.08

W杯最終予選前夜

くっだらないから軽く流しておくけど、明日はこうなるんだろうなぁ。
「応援だけは日本に負けていなかった」

例えば甲子園初出場する「人口数百人の離島の高校」でも、もう少し余裕あると思う。

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2004.08.08

中高年に優しい「ジーコ日本代表」

フェアプレー賞「チャイナ(中国と呼ぶ道理は無い)」、という大爆笑で幕を閉じたアジアカップ。野球で言うところの「阪神の二軍対たけし軍団」レベルのクオリティでも面白いシナリオがあればそれなりに楽しく見れる、という典型的な大会だったと思う。

ほぼ全試合でPKもしくは相手チームにレッドカードという「驚異的な幸運」「大いなる意思」でチャイナが勝ち上がってくれたおかげで実に気楽に見れた決勝戦だったが、「技術以前に絶望的にプレーイメージが乏しく得点シーンが作れない」このレベルの相手だともっと楽に、圧倒的な強さを見せてもらわないと困る。
スン・ジハイ外し、リー・ティエ抜き、手負いのハオ・ハイドンの陣容でいわばウズベキスタンのような「そこらへんの旧ソ連独立国」と大差無いスタイルのチーム相手なら、「楽に4-0が義務」のゲームで真面目に優勝争いをしている場合ではない。(FC東京の方が絶対に実力上位だもの。)

個人的に、この大会は「現在アジア最高のファンタジスタ」との呼び声もあるイランのキャリミの実力を見るという点では日本優勝どうこうよりも重要な意義があった。
キャリミはUAEのチームでプレーしているので普段のプレーを見る機会が全く無い。大会得点王となったのはキャリミにとっては挨拶程度のものだろう。前評判どおりフィジカル、プレーイメージともアジアレベルを完全に超えた一流プレーヤーであるのは間違いない。荒っぽくとも稀に人間離れした動作ができる「イランらしさ」は欧州サッカーでも見てみたいと思わせる選手。

そのキャリミをモノサシとすると、対戦チーム中唯一キャリミにまともな仕事をさせなかった日本のディフェンスはかなり評価できる。
奇跡を連発した川口、間違いなくふたり分のディフェンスをこなし、決定的な得点を連発した中澤はじめ、対人プレーに強く屈強で狡猾なディフェンスが並ぶ陣容は過去に類を見ない。色々不満は出てもこれだけは間違いなく誇れるものだと思う。
かつての天才ゲームメーカー、ジーコの率いるチームは「堅固なディフェンスに支えられ、オフェンスに冴えが無い」という目論見とは真逆のチームに仕上がっているのが面白い。

日本のサッカーを後退させていると再三問題視されているジーコの采配だが、意外にも「中高年に優しいサッカー」であると思う。

・コンディション無視での固定メンバーにより、はじめてでも選手の名前を覚えられる。
・選手交代ができない三流監督は愛着あるプロ野球のダメ監督像そのまま。
・死闘を制する、精神力の勝利、など根性野球に直結するキーワード。
・セットプレー中心の得点シーンは野球のホームランの場面と似ていて見逃す事が少ない。
・中村俊輔に代表される判断の遅い球捌きを軸とした試合テンポにより、サッカーを見慣れない中高年でも目が付いていける。(相手が「守備位置についた状態」から攻めるのもどこか野球的。)

以上のような要素が「中高年層」にも楽しめるサッカーになりつつあり、ネットの投書などを見ているとレアル・マドリッドは知っていても今年のユーロ優勝国を知らないド素人の他、やはり40代~60代に押しなべて評判が良いのがジーコの日本代表だ。

アジアレベル限定という条件付きでジーコ采配は当分続けても全く問題ないのではなかろうか。(予選突破の如何は保証しない。)

とりあえず、中澤と鈴木隆行両選手の連日の好プレー連発に拍手。

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2004.06.24

地に堕ちたり、イタリアサッカー

スウェーデンVSデンマーク戦は録画を見直しましたが、全くフェアなガチンコ勝負でした。
純朴スポーツマン的なカラーを持つ両国に小汚いサッカーができるはずもないのですが。日本より少しだけ先に世界デビューを果たしたばかりの小国デンマークなんかは特に。

イタリアは韓国に負けた屈辱を生かしてくるだろう、と思っていたのですが、何も学んでいなかったようで失望しました。負けたあげく「あいつら八百長しやがって」と発言した(著名な)選手が多数いたことにも失望。

イタリアのセリエAプレーヤー達が試合も見ないで罵ったのは普段の自分達がそういう環境にいるというだけでしょう。きちんと謝罪しないとイタリアのリーグ全体の価値や魅力を失う事でしょう。ねぇ、ブッフォン。

何と言いますか、「ローマ人の物語」なんか読んでてイタリア気質というものに興味を持っていたのですけれども、イタリア人のサッカーというもの自体に魅力を感じなくなりました。引っ張る、蹴る、殴る、ゴマカす、言い訳する、と悪行三昧のマテ公(インテル)なんかがカテナチオを気取ってる時点で崩壊してたんですけどね。

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2004.06.23

もうハズレ~

◎イタリア、○スペインが揃って予選落ち。
デンマーク、スウェーデンやギリシャといった国が前評判以上の実力チームに成長していたゆえの大混戦ですから、日韓Wカップとは次元の違う面白い大会になってます。
欧州サッカーは想像以上に厳しくなっていて、それに気付くのが予選落ちの後になったのはイタリア、スペイン勢も我々も一緒と言う事でしょう。

改めて考えてみると、ブルガリア、ロシア、スイスのようなあっさり敗退したチームだけが選手の大半が自国チーム所属だっただけで、デンマークなんかはセリエA、プレミアの選手ばっかりなんで、ちょっと前のデンマークとは様変わりして、インターナショナルな舞台での経験が豊富なチームになってるんですね。
彼らのほぼ全員が(日本では別格扱いされている)中田英寿あたりよりも数段上の経験を積んでいる訳ですから、彼らの特長を生かした組織を作れば、番狂わせでも何でも無く、上位チームがヘマをすれば、ひっくり返せる実力は十分あった、って事ですか。

最低人気のラトビアも弱者のサッカーを徹底していて好チームです。ポツンと疾走して相方と二人だけで点が取れる「カウンタニスト」のベルパコフスキス。個人的には今大会のアイドルです。頼むよ、最後にオランダいじめ。

イタリアのヘマは「主将トッティのツバ吐き3試合出場停止」「ビエリ無得点」が大きく尾を引きましょうが、たった1点積み上げる事が出来なかったのは彼らだけの責任じゃないですからね。ホレ見ろ、ジラルディーノ呼ばなかった天罰だ、とか。あいも変わらずデル-トッティ頼みだから肝心なときに点取れんのだ、とか。

スペインは、「とどのつまりビルバオの監督」に過ぎないサエスの采配に全責任がのし掛かる。
メンバーを固定しすぎた起用が失敗して「あと一点」足りなかった訳で、まる一年スランプのラウールよりバレロンだったし、フェルナンドトーレスを切ってモリエンテスを入れるタイミングが遅すぎる、とか、エチェベリアも良いけど、ホアキンだったらとか、アルベルダ-バラハのセットよりシャビ・アロンソを重用したら、とか、結果が結果だけに山のように積み上がる疑問点が。

土壇場で「これは戦争だ」「ピーピー泣きべそをかくガキみたいな奴はいらん」と選手を炊き付けたポルトガルの勝負師フェリポンは、「本領発揮」ってところで対照的でした。チーム内がごたごたしてたのに、ここぞの起用がズバッと当たるのは恐れ入ります。

サエスは「ソリッドな」チームを志向してましたけど、局面を打開する際のシフトチェンジの柔軟性が無いのは何とも頑固なビルバオっぽさがありました。その辺チェコやスウェーデン、デンマークはいざと言うとき4トップ、6トップと鬼気迫る攻撃的な布陣を一瞬で敷くことが出来てて、上手く行ってるなぁ、と感じます。

今大会では、全体の質が向上して、予選の段階から試合が面白くなってると思います。「点が取れない奴ぁ、敗者」という教訓が生まれましたし、スポーツとしてのサッカーのコンセプト、要求がどんどん厳しくなっているのを感じます。

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2004.06.12

そろそろユーロ予想

普段競馬予想ばっかりしているから、気楽にサッカー予想。競馬をやり始めた頃の感覚を思い出すようで楽しい。

前評判の高いフランスにはどうも「お腹一杯」感を感じてしまう。ガンガンにビエラとマケレレが動き回って、ジダンやアンリが超絶プレーを連発してくれるんだろうが、個人的には観戦にあたってさして魅力を感じない。

イングランドは1発目のフランス戦が最大の見所だが、予選を終えて一番疲弊するトーナメント1回戦にポルトガルorスペインと当たるのはキツい。

◎イタリア、○スペイン。
・・・共に手駒が圧倒的に豊富。守備が分厚く、前者はカッサーノ、後者はバレロンと決定的な仕事が出来る天才が控えているのがいかにもトーナメント向き。ピルロがいる分、イタリアを上に。
でもって、どちらも02年にコリア相手に敗れ去っている。代表チームと言えど、他とは違った「渇望感」が存在する点はイチオシできる。どちらかが優勝して、良い状態で「ドイツ大会の韓国戦?!」に備えて欲しいなぁ、と。

いまだFWのバックアップがロクベンツ、というチェコはここに来て攻撃陣の低下が顕著だけに、▲にドイツを。
ドイツは地味に好選手が揃ってるし、控えからシンデレラボーイが出て瞬間的に強くなる伝統?に期待。ちょうど若手が育ちつつあるし、前評判よりも全然いい状態にある。
ただでさえ変な時間帯に中継があるのであまり真剣に見ていないブンデスにあって、さらになかなかお目にかかれない弱小チーム所属のフライヤー、ポドルスキーあたりの若手超有望株の出場が楽しみだし、ラームやヒンケルがイイ仕事するんだろうな、と。

このペアの三角買いで決勝カード予想としたい。・・・それなりに良い配当が付くと思うんだけれども。
 あと力量、格付け的に日本と近いものがあるギリシャがスペイン、ポルトガル相手にどこまでやれるか、に注目している。

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