トリノ女子フィギュアを競馬風に
抜群の手応えで直線抜け出したサーシャコーエン。ゴール前でソラを使って反応鈍く。
「前半の行きっぷりが良すぎましたか、自分のペースで走れなかったのが敗因でしょう。」
ゆったりと後方追走から、鮮やかに大外一気。アラカワシズカ一世一代の大駆け。
「無理せず後方から自分の競馬をしたのが勝因。他馬が伸び切れなかったのに助けられた感はありますが、何より素晴らしい末脚はこのコースに合っていました。」
3頭出しの一角スグリフミエ。小気味良いピッチからいつものように確実な末脚を披露。
「伸びてジリ、の典型。一完歩の踏み込みが足りないフォームだから大一番では伸び切れないのでしょうか。この馬にしては良くやった内容です。」
大本命に押されたベテラン牝馬イリーナスルツカヤだが、絶好の手応えも伸び切れず。
「パドックでも毛艶が冴えていませんでしたね。本来のデキにはなかったようですが3着はさすがです。」
・・・おおっと、レース後場内のファンから「金返せ」「イカサマ野郎」と、レトロな怒号が飛んでいる模様です。「賞金的には準オープン馬の割りに陣営は勝てる勝てるとちょっと強気な発言が多すぎましたからね。」http://cgi.news.fs.biglobe.ne.jp/vote/no809/vote_result.cgi
最終滑走スルツカヤの尻モチの瞬間に、あなたは「あぁ残念!」と叫んだか、「ヤッタバンザイ」と叫んだかでスポーツ観戦者としてのレベル、および民度が分かります。
(相手のミスで「やった」と言うようでは、キムチの国の人と同じです。)
個人的には、日の丸掲揚は嬉しかったけれども、正直スルツカヤに勝って欲しかった。勝つべき一戦でした。
難病の一件http://www2.asahi.com/torino2006/news/TKY200602010256.htmlとか知ったら、あんなりな話ですよ。普通スポーツできる状態じゃない。ここまで来て、この瞬間に痛恨の尻モチ。地獄に落ちたような心境だったと思うのですね。でも2秒後くらいから吹っ切ったかのように満面の笑顔を見せるんです。「これで勝負には負けたけど、あとは私のスケートを思いっきり見てよ」ってな感じで。
演技の最中に、そんなに一瞬で切り替えられますか。勝負に臨むトップ選手は勝つことだけしか考えない。そんな心境は予定稿で脳内に用意しているはずがないんです。あの瞬間に「女王」の真の人間性を見た気がしました。
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